冨士物産グループ 社員研修「SDGs」実施のご報告
浜松いわた信用金庫様をお招きしてSDGsに関する社員研修を行いました
6月27日(火)より全6回に分けて、冨士物産グループ全社員がSDGsについて学ぶ社員研修を受講しました。浜松いわた信用金庫様よりSDGs推進部の竹内嘉邦先生、本間惠美子先生を講師としてお迎えし、半日みっちりとSDGsについて教えて頂きました。
研修は第一部/第二部の二部制で行い、前半はSDGsと仕事について、後半はSDGsと金融リテラシーについて学びました。
第一部のテーマ「SDGsは私の仕事の中にある」
随分身近になった「SDGs」ですが、いざ「SDGsに取り組みましょう!」といっても何をすればいいのかわからない…私たちのできることはなにか、もしくは気付いていないだけで既にSDGsになっている活動があるかもしれない。そういった疑問を冨士物産グループの「仕事」という視点から読み解き、今の私たちにできること、これから取り組んでいくべきことを全員で話し合いました。
「持続可能な開発目標」をもっと身近に、わかりやすく
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html
グッとかみ砕くと…
「ずっと続く仕組み」「ずっと続く社会」にしよう!
■ SDGsのキーワード
・自分事
・ありがとうのイメージ
・できることから行う!
■ 冨士物産グループの経営理念とSDGs
・冨士物産グループの事業を知る
・それぞれの事業の意義が冨士物産グループとしてのSDGsとなる
・各社各事業の集合体が「冨士物産グループ」となる!
なりたい姿(目標)をイメージし、その目標に対してどう行動すればいいのかを考える
バックキャストが大切!!
第二部のテーマ「SDGsと金融リテラシー」
今回受講した金融リテラシーのセミナーは、浜松いわた信用金庫さまでも新しい試みだそうです。SDGsは、私たちが平和で豊かな生活を持続するための目標です。幸せな人生の定義は「自分らしく生活できること」「健康でいきいきと過ごせること」「居心地の良い社会との繋がり」「物資的に豊かであること」など多種多様ですが、どんな人でも生活を送る上でどうしても外せない「お金のこと」を、SDGsの観点から教えて頂きました。社員の幸せが会社の成長につながるようなSDGsな資産形成について考えます。
■ 必要なお金はライフステージによって異なる
今必要なものは「教育資金」なのか「住宅資金」なのか「老後資金」なのか、資産形成は長期戦です。自身のライフステージを考えて、どんな目標を設定しどのように準備するのか、バックキャスティングが必要になります。学資保険、年金制度、保険料率など、私たちを取り巻くお金の制度は毎年見直されており、いざ必要となったときに確実な対応がとれるように、今からしっかりと学んでおくことが大切です。
■ 収入を増やす/支出を減らす 生涯の損益で考える
給与のほかにも、利子や配当金、不動産所得など、可処分所得の間口を広げておくことも必要です。iDeCoやふるさと納税などの節税対策は今日からでも取り組めます。聞いたことはあるけど何から始めればいいのか…という疑問を分かりやすく解説していただきました。
方法や解釈はひとそれぞれなので、「持続可能」な方法で自分にあった解決策を導きだすことが大切です。
新聞に掲載して頂きました
今回の研修を静岡新聞さまに掲載して頂きました。浜松市への寄付も継続しており、今回の上期寄付で累計寄付総額1億1千万円を超えました。CSR活動もSDGsの推進も冨士物産グループが地域活性に貢献できる方法として継続してまいります。
まとめと今後の活動について
今回の研修では、自分たちの事業を理解・共有し、SDGs行動目標の具体案を出すためにグループワークに取り組みました。ペーパーレスの推進や挨拶運動、CO2削減、地域奉仕活動の参加など、様々な活動を掲げています。
また「持続可能」な生活を送るために必要な金融の知識についても教えて頂きました。
社員一同改めてSDGsについての理解を深め、冨士物産グループとして何ができるか、何に取り組むかを考える機会となりました。
冨士物産グループのSDGs活動は今後継続的にHPにて発信してまいります。
冨士物産グループのSDGs行動宣言書は
下記リンクよりご覧いただけます